朗読してみました2

朗読シリーズ第2弾。今度は音楽なしです。
言葉に独特のリズムがあって、読んでて心地いいです。
滑舌や発声は日々特訓中です。
まだまだやりますよ・・・

 

「よき友とともに」(室生犀星)

心からよき友をかんじることほど
その瞬間ほど
ぴつたりと心の合つたときほど
私の心を温めてくれるものはない

友も私も苦しみつかれてゐる
それでゐて心がかち合ふときほど嬉しいときはない
まづしい晩食の卓をともにするとき
自分は年甲斐もなく涙ぐむ
いひしれない愛情が湧(わ)く
この心持だけはとつておきたくなる

永く 心にとつておきたくなる