さくら色の晩夏と初秋

さくら学院のお話。TIFからこっち側。ダイジェスト。

●8/29@JAM EXPO 2015(横浜アリーナ)

行こうかどうしようかギリギリまで迷って、前日午後に行くことにした。ほぼ一夏をさくら学院と過ごしたようなものだし、行けるなら行こうと思い立った。

結果は最高。夏の間の努力の成果はここに詰まっていた感。TIFの甲子園的な一発勝負とは違う、なんだか不思議な余裕が全体的に漂っていた。

眺める俺は少し準備不足で寝不足だったけど、TIFよりもさらにカッコ良くなってたのは、ものすごく嬉しかった。

ラストのストロベリーステージでのライブは、はじまった瞬間に見た誰もが言葉をつぐむくらいのものでしたよ。音が少し残念でした。

 

●9/20 公開授業3限目(Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE)

よく考えたら、自分にとって2回目の公開授業。8月のはミスチルとかぶったからスルーでした。「言葉の授業」俺にも関心あるテーマ。3限メンバーは、白井沙樹さん、岡田愛さん、麻生真彩さん、吉田爽葉香さん。どう考えても楽しい時間。至近距離から眺められた幸福は得がたいもの。天気予報は半端ない。

 

 

●9/27 さくら学院 2015 ~放課後 ナンバーマジック~&白井沙樹、父兄を代表して魅せちゃいます!!~

1日2公演。最高以外言うことなし。歌、踊り、眼差し、集中力完璧。宝物で涙。とにかく見せ場多数。やられた。魅せられた。一夏の成果、クリティカルヒットした。さくら学院半端じゃないぜ。学院祭と5周年が本当に楽しみ。

 

以上

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8/2 「TOKYO IDOL FESTIVAL2015」(最終日):お台場・青海周辺エリア

人生初となる「TOKYO IDOL FESTIVAL2015」。大変な感動と幸せの中終わった初日の模様に引き続き、今回は最終日である8/2の模様をお伝えします。

 

◼️8月2日(日)AM10:00 聖蹟桜ヶ丘

前日のお酒と疲労感が心地よく響き、寝過ごし気味でスタート。集合を正午と定めていたが、間に合うか微妙な状況。連絡し、PM0:30にSMILE GARDEN直行ということになる。最初のお目当てである「さくら学院(部活動ユニット)」のステージに間に合わせるため、いそいそと家を出た。

 

◼️8月2日(日)PM0:30 「SMILE GARDEN」(ウェストプロムナード広場)

到着は時間ちょうど。気持ちを整える時間も無く、TIFのジングルが青空の下鳴り響く。続いてテレビショッピング的なチャイム音が、新生購買部を呼び込む。がしかし、音がおかしい。吉田爽葉香さんの声は、出ていない。白井沙樹さんの声にも雑音が混じる。結局マイクトラブルでやり直しと相成る。一旦下がる購買部。マイクを調整する大人たち。舞台監督であろうか、「今起きたことは全て忘れてください」というアナウンス。ライブならではの面白さ。

さて、仕切り直して購買部登場。SMILE GARDENが無料エリアということもあり、非常に大勢のオーディエンスが見守る中、この日も絶妙なMC。さくら学院の趣旨や購買部の役目、各種グッズの紹介を、ネタを織り交ぜながら楽しく展開する。内容は全て自分たちで考えているというが、ここまでやれる中学3年生と小学校5年生はこの世にそういないだろう。

そして曲に入る。購買部のテーマ「ピース de check」だ。が、この日はスペシャルエディション。この部活動ユニットに参加しないさくら学院のメンバーがバックダンサーをやっていた。磯野莉音さん、倉島颯良さん、岡田愛さん、藤平華乃さんの他、前日に3代目ミニパティを襲名した山出愛子さん、岡崎百々子さん、日高麻鈴さんもいる。曲を楽しみつつ、いないメンバーがこの次に何らかの「部活ユニット」として登場する。嫌が応でも期待が高まる。炎天下のオープンエアのステージでは、購買部+7名の元気なパフォーマンスが繰り広げられている。やがて音楽が終わり、次の部活動を呼び込む時となった。

登場したのはなんと「帰宅部」(sleepiece)だった。2013年度で堀内まり菜さん、飯田來麗さん、杉崎寧々さんの(初代ミニパティでもあった)3人卒業し、活動休止となっていた「伝説」の部活動ユニットが復活した瞬間だった。

さくら学院の部活動ユニットは、ユニットごとに楽曲の方向性が大きく変わる特徴がある。なので、ユニットが封印されると楽曲が封印されてしまうことにつながる。非常に良質なポップスが多いので、この2日間のミニパティとsleepieceの復活は、大変に興奮した。

2代目メンバーは現メンバーで歌唱力ナンバーワンの大賀咲希さん、黒澤美澪奈さん、麻生真彩さんの3人。ゆっるーい部屋着っぽい衣装がよく似合う。パフォーマンスも素晴らしかった。披露した曲は、珍しいカヴァー曲「めだかの兄妹」。アレンジが聴いてて懐かしさよりもおかしさの方が強い。秀逸な「一仕事」を加えられた懐メロナンバーを、2代目帰宅部は歌い、踊る。大賀さんの歌唱力は、ここでも見事。麻生真彩さんも、中々負けてない。将来性を感じる。少しだけ硬い印象の黒澤美澪奈さんだったが、「すいすい」の振り付けの平泳ぎ的な動作は綺麗だった。さすが日本水泳連盟泳力検定1級保持者。

青空の下、時間はひたすら明るく楽しく流れるのだった。

 

◼️8月2日(日)PM1:00 「HOT STAGE」(お台場夢大陸オマツリランド内)付近

楽しい楽しい部活動ユニットが終わり、「本体」さくら学院の出番はPM2:45。ひとまず出番を待つべく、HOT STAGE(お台場夢大陸オマツリランド内)へと移動。ステージ客席への列は長いがスムーズに流れている。躊躇うことなく列の一員となる。前日から一緒に行動している人たちと色々とお話しながら列が動くのを待つ。

待ち時間もステージ上では様々なグループがパフォーマンスを行う。どれも非常に面白く、興味をそそられるものだった。清竜人25さんの華やかなパフォーマンス、DREAM5の激しいパフォーマンスなどを堪能する。多士済々という言葉が相応しい、皆才能に満ち溢れた人たちだった。列は流れ、席に着く。前日からのセオリー通り後方に陣取る。非常に見やすい。最後まで余裕ののんびり軍団。

 

◼️8月2日(日)PM2:45 「HOT STAGE」(お台場夢大陸オマツリランド内)

そして時間が来た。2日間で最後のさくら学院のステージ。12人編成を見る2度目の機会がやってきた。前の日の夜に新曲はやるだろうか(直前に「マセマティカ」という新曲を発表したばかりだった)などと話していた。時間も一番長いので、様々なシーンを切り取ってくるだろうと想像しながらも、その辺りは外さないだろう、と思い込んでいたが、その思い込みはステージ上の小・中学生によって見事に破壊された。

1曲目は「FLY AWAY」。初期の曲。歌われている内容がこの場とマッチし過ぎていて、グッくる。歌さながらに、ステージに思い切り飛び出した少女たちが、これからどんなパフォーマンスを見せつけられることか。見る側としては、昨日不安に別れを告げたばかり。期待しか無い。

2曲目は「School days」。これも初期の曲。「恋したり 夢見たり 自分の花を咲かそう」という歌詞はアイドルではおよそ考えられ無いのではないだろうか。猛暑の中でも元気と笑顔のパフォーマンスが力強く瑞々しい。

3曲目は「負けるな!青春ヒザコゾウ」。2013年度の曲。好きな曲だけど、中々見る機会は少なかった印象。12人でのフォーメーションは迫力がある。小学生たち(麻生真彩さん、日高麻鈴さん、吉田爽葉香さん、藤平華乃さん)は素晴らしいパフォーマンスを見せていた。

磯野莉音さんによる素晴らしいMCの後には、4曲目。初期の名曲「FRIENDS」。初期の曲の中には、2代目生徒会長であり歌唱力随一の中元すず香さん(SU-METAL)がソロを担当していたパートも多い。それだけに引き継ぐ側の歌唱力も重要なところだが、大賀咲希さんは見事に歌い上げていた。随所で山出愛子さんの歌も光る。上手くなっている。来年は多分彼女を中心に歌が構成されるのかもしれ無い。

5曲目は「Hello ! IVY」。まだまだ暑いが、ステージ上の少女たちはまだまだ元気。ここまで、全体的に岡田愛さんが非常に光っていたので、なんとなく彼女を中心に観ていた。ダンスも歌も上手くなっている。外見も、大人びて美しさが際立つようになってきた。この子も将来どれだけ光ることか。

6曲目。何となくやらないだろうと思い込んでいた2014年度から何と「君に届け」。これは、素直にやられた。卒業式の残像はまだ残っている。青空に向かって「君に届け」と歌う。その先にいる「君」に思いを馳せつつ、感情の荒波に抗いつつ、聴き入る。

7曲目。最後に披露されたのは、5年前にこの場で初披露された「夢に向かって」。最後にこれを持ってくるのは本当に真心であり、思いやりであり、過去へのリスペクトと未来への意志の表れと感じた。5代目生徒会長は素晴らしい表情。

合計7曲で、このステージは終わった。

実質的に新年度のお披露目の場。6人の転入生と6人の在校生。様々な軋轢葛藤はあっただろうけど、見事に乗り越えて、燦然と輝いた。加えて初期の曲をたくさん盛り込んできたのは、気持ちの表れだろう。既に卒業した13人から受けた思いを、しっかり声に、表情に、言葉に込めていた。ステージ上の12人と合わせて、25人の気持ち。もういないけど、そこには13人は「確かにいた」と思った。

最上級生、中でも5代目生徒会長の重責を担う磯野莉音さんは、晴れ晴れとしたいい表情を浮かべていた。やりきった笑顔って、あれのことだろう。伝統は受け継がれた。2015年度がいよいよ本当に楽しみになった。

◼️8月2日(日)PM3:15 「HOT STAGE」(お台場夢大陸オマツリランド内)

 

さて、圧巻のパフォーマンスを見せつけられて震えたのは、どうも客席の側だけではなかったようだ。

この2日間でもうひとつ楽しみにしていた武藤彩未さん。何度も書いたがさくら学院の卒業生であり、初代生徒会長だった人だ。現在はソロアイドルとして活躍しているという。歌唱力や表現力については高く評価する声を数多く聞いていた。僕にとってはこの日が初。期待が高まる。

登場した武藤彩未さんは、やはり上気していた。感極まっているようにも見えた。さくら学院の現メンバーが、いいエフェクトになった様子だった。

初めての武藤彩未さん。結論から言うと「素晴らしかった」。声の質が非常に透明で、中元すず香さんの声がダイヤモンドだとすると、こちらは透明度最高の水晶のようだった。たった一人とは思えないほど、ステージでは大きく、力強かった。ソロでも堂々としていた。なぜこの人が初代生徒会長なのか、理解できた気がした。

曲は何一つわからないが、すごい歌声を響かせていた。

◼️8月2日(日)エピローグ

さて、武藤彩未さんも見終え、初めてのTIFも終わりが近づいた。それまで2日間の行動を共にしていた人たちとのお別れは、やはり少し切ない。が、別れを告げて帰る。日焼けした腕がひりひり痛む帰り道も幸せだった。

多分、また来年も来ることになるだろう。多幸感に包まれた2日間だった。

 


8/1 「TOKYO IDOL FESTIVAL2015」(初日):お台場・青海周辺エリア

◼️前置き

2015年に入り、それまで「自分が行く」という想像すら無い場に行くことが増えた。この「TOKYO IDOL FESTIVAL2015」(TIF)もその一つ。去年前半の自分なら「は?アイドル?何言ってんの?」という可愛げの無い態度を取っていたものだが、今は正反対。我が嗜好の変転を可笑しみ半分、照れ臭さ半分で噛み締めつつ、二日間で154組、1100人以上の「アイドル」が出演する「現場」へと足を踏み入れるのだった。

目的は昨年秋以来ハマっている「さくら学院」と、その卒業生であり初代生徒会長である武藤彩未さん。この2つのアクトを観ることにある。思えばさくら学院は、今年5月の「転入式」(新メンバーのお披露目の場)以来、現メンバーでのパフォーマンスは見ていない。武藤彩未さんに関しては周囲の評価は絶大で興味はあったがライブで見たことがなかったので、一度この目で見たいと感じていた。幸い、一般的な音楽フェスと違いチケット代が比較的割安なことと、お台場エリアというアクセスの良さもあり、二日間通しのチケットを確保した。

初めてのTIF。猛暑の長丁場になることが容易に想像付くばかりで無く、一般的な音楽フェスとも(恐らく)異なる「雰囲気」。そんな中でも「ゆとり」を持って楽しむことを念頭に置き、計画を立てる。幸い、初参戦の方が他に何人もいたので、「皆で目的としているアクトを中心に、余裕を持って楽しむ」ということを確認し、当日に臨むこととなった。

◼️8月1日(土)AM6:00 聖蹟桜ヶ丘

起床。当日の集合を「AM10:00テレコムセンター駅」と決めていたものの、目が覚める。数日前のBABYMETALのシークレットライブの疲れか、首の辺りに若干の違和感は残るものの、絶好調。余裕を持って楽しむことを目的としているため、行動をなんと無く前倒ししながら準備をする。ドリンクホルダー、チケットホルダー、現金、猫耳カチューシャ(これは先日購入した「ちゃお」の付録)等等・・・前日準備したものをひとつひとつ確認する。朝食を済ませ、少し早いかな?と思いつつ、AM7:00に家を出る。

◼️8月1日(土)AM8:30 会場周辺

会場到着。集合時間の1時間半前はいくら何でも早かったか、とも思いきや人が多い。さらに2時間以上前から目当てのアクトが出るステージに並んでいる人もいたようだ。どこもかしこも、行列ができていた。

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とりあえず初めてということもあり、会場全体を丹念に見て回る。慣れた人が非常に多い。早朝からこれだけの人数が出るイベントは、中々無いかも知れない。競争の激しいアイドルの世界における重要なステークスホルダー達を見渡したところで、暑さをかわすため集合場所のテレコムセンター駅に避難。風があり、気持ち良い。改札付近で涼んでいると、オーディエンスとは明らかに異なる風体の少女達も待ち合わせをしている。恐らく出演者だろう。全ての出演者に均等に「控え室」を用意できるわけは無い、ということがここで理解できた。やがて時間が経ち同行者達が揃う。時間は予定通りのAM10:00。着いて早々、一服。周囲は既に大勢の人だが、雰囲気に焦りなし。のんびりチーム、大人の余裕。少し休んで最初のお目当て、「さくら学院(部活動ユニット)」のステージを見に移動。

◼️8月1日(土)AM11:00 「DOLL FACTORY」(フジテレビ湾岸スタジオ)

入場直前に「制限」が一旦かかり少し焦るが、すぐに解除されて入場を果たす。空調が効いてて涼しく、生き返る心持ち。最前列確保にこだわり無しののんびりチーム、後方の見やすい場所を確保。一応、さくら学院のフラッグ(小旗、公式グッズ)を用意する。フラッグの中心的な用途は曲中の演出だが、彼女らにとってもこの場はアウェイ。なるべく存在をアピールし、安心感を与えようという気持ち。後ろの方で、他の出演者の様子を観ながら待つ。タイムテーブルにクレジットされた「さくら学院(部活動ユニット)」の意味を想像しながら。

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◼️8月1日(土)AM11:20 「DOLL FACTORY」(フジテレビ湾岸スタジオ)

時間が来た。TIFのジングルと映像が「さくら学院」の登場を告げる。続いて、耳慣れたピポピポピポーン。テレビショッピング的なチャイム音。3月で野津友那乃さん(現・本条友奈埜さん)の卒業の後、3年生の白井沙樹さんが唯一の現役となった「購買部」の登場だ。転入式でたった一人で見事なMCを披露したことは記憶に新しいが、アウェイでかつグループとして最初のステージの最初のMC。緊張するはずのシチュエーション。だが、託された白井さんは見事にやってのけた。グループの紹介をしつつ、購買部の趣旨を紹介しつつ、笑いを取る。内輪受けのようなネタも無く、アウェイをホームに変えてしまおうという気概も感じる。容姿もぐっと大人っぽくなった印象。堂々たるMCに続き、なんと新入部員の紹介。呼び込まれたのは、先日の転入式で発表されたばかりの転入生、吉田爽葉香さん。意外な人選に驚きを禁じ得ない。しかしながら、呼び込まれた転入生も見事なMC。流暢ではないが、緊張に負けないように頑張っている姿がなんとも言えない気持ちになる。とてもいいMC。

曲もやる。購買部の唯一の持ち曲「ピース de check」。疾走系のガールズロックナンバー。好みの曲。ここでもステージ上の二人がいい。どう考えても緊張気味の吉田爽葉香さんを白井沙樹さんが笑顔でリードしている印象。雰囲気的には母娘くらいの感じがした。とても幸せな光景。

購買部の時間だけでも十分楽しかったが、ここでの白井沙樹さんのMCによると「まだある」とのこと。様々な憶測が頭を駆け巡る。

 

 

 

場内に「ファミコン的」な音が鳴り響く。興奮が高まる。3月に全員が卒業してしまった「ミニパティ」だ!

 

 

これは、本当に予想外だった。予想外過ぎて、目の当たりにしてもピンとこない。だが見慣れたコック帽とコックコートの衣装に身を包んで、確かに現れた。メンバーは山出愛子さん、岡崎百々子さん、日高麻鈴さん。さくら学院よりも古い2009年から活動し、2014年の3月で卒業した2代目メンバー(田口華さん、水野由結さん、菊地最愛さん)の後はステージ上の3人に託された瞬間だった。

各種映像作品やライブで観ても、ミニパティは生半可ではない。可愛らしい振る舞いが基本なのに、振り付けはハード。だがステージ上の3代目メンバーは歌いながら踊る。この3人に託した理由が良く分かった。披露された曲は「プリンセス☆アラモード」「ミラクル♪パティフル♪ハンバーガー」。初めてのTIFなのに、いきなりクライマックスを向かえたかのような感動。いきなり素晴らしすぎだ。

◼️8月1日(土)AM11:40 「SMILE GARDEN」(ウェストプロムナード広場)付近

突然の感動の後、次のステージまで一服しつつ待つ。日は既に天高く、地上の我々に容赦なく降り注ぐ。真夏の中でも笑顔が溢れる。楽しいお祭りはまだまだ続く。相変わらずがっつくことなく、遠巻きに様々なアクトを観る。

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余裕である。

◼️8月1日(土)PM0:50 「SMILE GARDEN」(ウェストプロムナード広場)

この時間はTIF恒例の、コラボステージ。様々なアイドルグループがコラボレーションで各々の曲をやる、というもの。さくら学院から磯野莉音さん、大賀咲希さん、山出愛子さん、吉田爽葉香さんが登場した。大人のアイドルの中に混じると身体の小ささが際立つが、声や存在感は負けてない印象。ここでは大賀さんが持ち前の見事な歌唱力を発揮していた。コラボで他のアイドルの楽曲を歌っていたが、きちんと準備したのか、完璧にこなしていた。他のメンバーも同様。この真面目さは宝物。

◼️8月1日(土)PM1:20 「SMILE GARDEN」(ウェストプロムナード広場)付近

楽しいコラボステージが終わりPM1:50の武藤彩未さんの時間まで待つ予定だったが、次の会場であるスカイステージ(フジテレビ湾岸スタジオ屋上)へのエレベーターは待ち時間が長い上、簡単に入場規制がかかると話を聞く。係員に聞くが、状況が掴めない。さくら学院がスカイステージに登場するのはPM4:05。時間はあるが、入場規制で入れない場合は困る。皆と相談の結果、武藤彩未さんを特に見たい人は残る、さくら学院を見逃したくない人は一足先にスカイステージに移動、となる。僕はスカイステージに移動することにした。

◼️8月1日(土)PM2:00 「スカイステージ」(フジテレビ湾岸スタジオ屋上)

エレベーターは思ったよりもスムーズで、予想よりも早くスカイステージにたどり着いた。ビルの屋上なので爽やかな風を期待したが、凪いでいる。遮蔽物も無い。幸い飲料の売店はあるので、水分補給はできるが・・・暑い。

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ステージを見ると、この状況でも元気に歌い踊るアクトの姿が見える。観客もノリノリ。そんな状況を眺めながら時間を待つ。幸いパブリックに使える散水ホースがあったので、多少でも暑さを和らげようと打ち水をやる。

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生き返る思い。打ち水の威力を思い知る。打ち水をしながら、他のオーディエンスの方からも水を求められる。ある人は頭からかけたり、ある人は手にかけたり、思い思いの方法で体温の上昇を抑える。

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ちょっとしたパラダイス。暑かったが楽しい時間。あっという間に時が経つ。やがて下の武藤彩未さんのステージが終わり、別れた方々と合流。他のアイドルを眺めたり、乗ったり騒いだり水撒きしたり・・・独特過ぎる楽しい時間。

 

◼️8月1日(土)PM4:05 「スカイステージ」(フジテレビ湾岸スタジオ屋上)

 

この日最後のお目当て、さくら学院の登場。後方からじっくり観る聴くに集中。

ここでは転入式以来となる現12人のメンバーによるパフォーマンスとなる。数で言えば12人だが、6人は新メンバー。上手くまとめ上げられるかが明らかにキーになる。学業と並行しながらの活動の中、どこまで仕上げてきたか・・・ドキドキしながら1曲目の「ベリシュビッッ」を迎えるが、一瞬で不安は吹き飛んだ。明らかに「まとまっている」印象だった。ここからはじまる20分間は、確実に凄いものを見せつけられる予感しかしなかった。

1曲目が終わり、運営スタッフからジャンプ禁止のアナウンスが入る。すかさず白井沙樹さんが「推しジャン禁止ですよー」というMCを咄嗟に挟み、綺麗に自分たちのステージに流れを引き戻す。3代目トーク委員長の見事な手腕で再び和やかな空気に。

2曲目は、久しぶりの「チャイム」。ステージ上を何かしらの昆虫が飛んでいたが、ステージ上の誰一人として気にしない。「入っている」というのはこういうことかと感じる。瑞々しい時間。

3曲目は何と「マシュマロ色の君と」。この空気感の中でこの曲をセレクトしたセンスは素晴らしいが、水分と塩分を大量消費。心の汗は目からかくものだと気づく。

4曲目。ここでの最後の曲は個人的に大好きな「message」。ちょうど少し日も陰り、涼しい風が吹いてきた。天然の演出効果も加わって、最高だった。

◼️8月1日(土)PM4:25 「スカイステージ」(フジテレビ湾岸スタジオ屋上)

感動。この言葉を何度使う羽目になることかわからないが、感動の中にこの日の最後のステージは終わった。3月にそれまでの最上級生4人が抜け、5月に転入生が6人入るなど、ここまで様々な事が起きる中、どんなパフォーマンスを見せてくれるか不安と楽しみと、色んな気持ちがない交ぜであったが、それもここまでの話になった。このステージを見終えた後は、先々への期待しかなかった。最上級生として臨んだ磯野莉音さん、大賀咲希さん、白井沙樹さんの3人が特にいい顔をしていた。中でも、個性豊かな11人を率いる立場になった「5代目生徒会長」の磯野莉音さんは、本当に素晴らしい表情を見せていた。色々問題はあっても、前向きに取り組めているのが伝わる思いだった。

と、そんな感動を噛み締めつつ、また一服。この後どうする?と話しながら、下に降り、会場を後にする。周辺は混んでるだろうと、頭の整理とクールダウンを兼ねつつ、国際展示場まで歩く。

◼️8月1日(土)エピローグ

国際展示場にたどり着き、入れそうな居酒屋さんに滑り込む。ビールを飲む。しみじみ旨い。暑さと楽しさが溶けていく気持ち。この日起きたことを話ながら、楽しいお酒を飲み、果てる。翌日もまだお楽しみは続く。幸せな気持ちのまま、初日終了。二日目のさくら学院も見逃せない。時間的に、今度は武藤彩未さんも見られる。

少し疲れてはいたが、楽しい気持ちに満たされてこの日を終えた。

 

 

 

最終日に続く

 

 

 

 

 


5/6 「さくら学院 2015年度 ~転入式~」:恵比寿ザ・ガーデンホール

前回の卒業式で時間停止した感覚もある中、さくら学院に新たなメンバーが加わるイベント「転入式」に参加することができた。このイベントを目の当たりにできたことは身に余る幸運だったとしか言いようがない。

会場となった恵比寿ザ・ガーデンホールは決して広くない。感覚的にNHKホールが残っている。なので余計に小さく感じた。おかげで席はかなり後ろの方でもステージを近く感じるができた。今日が2015年度のはじまり。僕にとっても、言わばここからはじまる日なのだ。なるべく多くのことを観て聴いて感じようと、感覚的ハリネズミのような面持ちで開演時間を待った。

やがて開演。

ステージには、6人の女の子たちが堂々と居並ぶ。最後に見た卒業式が10人だったから、やはり少なく感じる。一曲目はハーモニーが美しい「School days」。指揮は大賀咲希さん。人数が少ないからハーモニーもどうなるか・・と思いきや、一人一人の声が強い。ハーモニーも、太い。人数が減ってもやれるように練習した後が明らか。いきなりすごいものを叩きつけられた思い。その後も、さくら学院の代表曲ともいう曲を次々披露していった。6人とは思えないほど、ステージを目まぐるしく動き、大きな声で歌っていた。正直、ここまですごいとは思わなかった。人数の不利は、まるで感じなかった。

後半に差し掛かり、いよいよ待ちに待った転入生のお披露目となる。ここでサプライズが・・担任の森先生から在校生に「探してこい」とのお達し。僕のテンションは俄然浮き立つ。だってどう考えても既に決まっている筈なのに探してこいって・・プロレス好きでもある僕としては、こういうアングルは大好物。いや、どちらかといえば昔のタッグパートナーを見つけてこい!みたいなアレにすら近い世界・・・・連れてきた転入生がストーンコールド・スティーブ・オースティンみたいなのだったらどうしよう・・とか、頭の中でジェリー・ローラーの甲高い「oh!no!」みたいな声が聞こえたり、しばし一人悶絶。※興味のない人はこの箇所は読み飛ばしてもOKです・・

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ちなみにストーンコールド・スティーブ・オースティンとはこの人。「WHAT?」

 

・・・なんていうプロレス話は置いておいて、在校生は順調に転入生を「発見」する。このアングル考えた人は、間違いなく(紙一重の差で)天才だと思う。

 

 

 

さて、発見されてくる転入生は、一目見ただけでものすごく個性的で、魅力的な輝きを放っていた。

小さいながらも莉音さんをステージで持ち上げてみせた「華の遺伝子を継ぐ者」藤平華乃さん、見事な英語で「FLY AWAY」と発音した日高麻鈴さん、なぜか紅生姜に強いこだわりを持つ麻生真彩さん、半ば無茶振りのエアダブルダッチを見事にやってのけた岡崎百々子さん、(中2にもかかわらず)タレントとしての経験が豊富で安定感抜群のプロフェッショナル黒澤美澪奈さん。中でも印象的だったのは、謎の眼鏡っ娘、吉田爽葉香さん。彼女が登場した瞬間、僕の後ろに座っていた3人くらいの若い女性が一斉に「きゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!かわいいいいいいいいいいいいいいいいい」と叫んだのは、これを書いている本日時点でも鮮明に残っている。確かに、異次元感がある。森先生じゃないが、CG的。好きな食べ物はレモンだそうです。レモンは正義。決まりですね。

一方、大賀さんはここでも持ち前の天才ぶりを披露。連れてきた「しずくちゃん」は・・・・・うん。最高だった。でも、完全にないことになってますね。趣味はレシート集めだそうです。(面白かったからまたやればいいのに・・・)

そんな個性豊かな6人が、2015年度に新たに加わった仲間。そしてそれを引っ張る5代目生徒会長には磯野莉音さん。教育委員長には、先刻のしずくちゃん事件で大いに楽しませてくれた大賀咲希さん、2代目トーク委員長には白井沙樹さんが任命された。(一人購買部は面白かったのだけど、同時に白井さんの熱い思いを見るようで、一瞬泣きそうになる自分がいた。少し不思議な感じだった。)

ここに、中1になった岡田愛さん、山出愛子さん、黒澤美澪奈さんの加入で唯一の中2ではなくなった倉島颯良さんを加えた、個性豊かな合計12名。

居並ぶと、最初の6人の状態が刷り込まれているせいか、ものすごく迫力がある。改めてどの子もとてつもな伸び代を持っていることは一目でわかる。在校生の頑張りどころもここからだな、というのも本人たちが強く自覚していることだと思うが、客観的にそれは見て取れた。3月から比べると、みんなお姉さんの顔になっている。立場が人を作る、というのは、あながち間違いではないのかもしれない。特に会長として1年間みんなの先頭に立つ磯野莉音さんは、とても強い、いい顔をしていた。心配だ、という声も会場からはちらほら聞こえたけど、あの子なら大丈夫だろう。そして、ここから強くて優しい切磋琢磨の物語がはじまる。

僕にとって、まさしくここからが本当のスタート。

2015年、この個性的なメンバーでどんな感動の物語を見せてくれるのか。とにかく今は期待で、楽しみな気持ちでいっぱいだ。

◼️セットリスト

1. School days
2. 顔笑れ!!
3. Hello!IVY
4. FLY AWAY
5. オトメゴコロ。
<ホームルーム 転入生紹介>
6. 負けるな!青春ヒザコゾウ
7. FRIENDS
【アンコール】
<生徒総会 2015>
8. ベリシュビッッ
9. 夢に向かって


3/29 さくら学院「The Road to Graduation 2014 Final ~さくら学院 2014年度 卒業~」:NHKホール

6月のBABYMETALよりもずっと前、まだ肌寒さが残る3月の感想を今更あげるのは、苦労したからだ。

さくら学院を応援するようになって本日で半年目。「俄か」である自分としては、このイベントについての感想を語ることは憚られたし、何度か形にすることも試みたけど、気に入るものではなかった。なので形にできないままここまで来てしまいました。しかしながら、このままだとどんどん上書きされてあの日のことが薄らいでいく。なので、自分が「ヘリコプターで富士山の頂上に乗り付けた人間」であるという自覚を自分自身に対して前置きしつつ、形にしてみる。

 

 

さて、本題。

時間は3月の冷たい雨が降りしきる朝に戻る。

 

 

前日、the pillowsのツアーファイナルとその夜の衝撃を目にしてなんとなく眠りの浅い状態のままその日を迎えた。3/26に当選したものの行けるアテの無くなった「お渡し会」(田口華さん一本で行って当選した・・・行きたかったが自分がドジを踏んだため断念)のチケットを秋葉原で受け取って、卒業式に来ている知り合いに渡し、そのまま卒業式になだれ込む・・というデザインは描けていたものの、なんとなく身体が動かず、午後2時頃に動き出した。

聖蹟桜ヶ丘から秋葉原は結構遠い。3時過ぎに秋葉原に到着してからも本人確認だなんだと結構待たされる。結局用事が済んだのは4時を少し回った時間だった。会場のNHKホールまでは30分くらい見なくてはいけない。開場は午後5時。さすがに少し焦る。やがて原宿から徒歩で会場へ。冷たい雨は一層ひどくなり、桜の花に打ち付けていた。寒い。

そんな中、NHKホールには大勢の人が詰めかけていた。卒業式ということもあって、普段ラフな服装をしている人たちがドレスアップしていた。さくら学院のファン(父兄という)は紳士淑女が多いが、卒業式の服装を見るとよりそれが際立つ。何も知らない人から見れば、本当にどこかの学校の卒業式か何かにしか見えないだろう。(普段着で行った僕は完全に浮いていた)

他、さくら学院の子たちと同年輩くらいの少年少女も目立つ。非常に多様な性別年代の集まりが、この「祝福」の場に集っていた。

首尾よくお渡し会のチケットを「お渡し」(これが僕のお渡し会だった)し、その場であまりにも嬉しいプレゼントを頂戴してしまい、驚きと嬉しさが入り乱れて感謝感激雨あられの中、開場。僕はCー4という場所を割り当てられた。前回の公開授業の時に続き、近い。これはすごいことになりそうだと手に汗を握りしめ、開演を待つ。SEがジュディマリ等、好きな音楽ばかりなので気分良く開演時間を待つが、開演5分前に差し掛かったあたりで、隣?の紳士の嗚咽が激しくなる。

素直な気分としてはこんな感じだったが、多分僕なんかよりもずーーーーっと前からさくら学院を応援してきた人なんだろうなぁ・・と感じた。心の中で「そうか・・そうかぁ・・」とつぶやく。

やがて開演。菊地最愛さん、水野由結さん、田口華さん、野津友那乃(現、本条友奈埜)さんがいるさくら学院の文字通り最後の舞台。まだ半年足らずの俄かの身にも、隣の紳士の気持ちが痛いほど理解できる。「この時しかない」というのは、彼女らに最も相応しい表現だと思う。きっと、舞台で表現をしている方が色んな感情の去来があることだろう。子どもの頃(といってもこの時点でもまだ15歳)からずっとこの場で、この仲間と過ごしてきて、努力してきたものが、この日で最後を迎える。ちばあきおの名作「キャプテン」の少女版とも言うか、高校野球的とも言うか、とにかくそういう「青春の汗と涙」という世界。叙情的とも言える不思議な場だった。

一方、この日で最後を迎える子たちのパフォーマンスは激しい。それほど足を運んだわけでもないのに語るのもおかしな話だが、いい意味で「振り切って」いるように感じた。後日、2012年度の卒業式の映像を見たが、ここで卒業を迎える中元すず香(SU-METAL)さんも、とてつもなく「振り切って」いた。別れとはとても切ないことでもあるが、同時にその「振り切った」パフォーマンスは清々しい気持ちにさせる。

 

セットリストも秀逸。笑わせるところ、思い切り楽しませるところ、決めるところ、泣かせるところ、初代へのリスペクトやオマージュ(といっても初代を知らないのだから語るのもおかしな話だが)もあり、極めて盛りだくさんな内容だった。自分もどこかで涙していたかも知れない。彼女らは、自分の思いは思いとしながら、人を楽しませようと懸命だった。その気持ちが端々に感じられて、非常に心地よく、また清々しいライブだった。みんな本当に素晴らしかった・・・美しかった。(個人的には部活ユニット以降のアクセルの踏み込み方がすごかったと感じた。お気に入りのスリープワンダーは心の底から感動した。宝物はいい曲だから、本当はこの先も歌い継いで欲しいと願う。先代から唄い継がれた曲も光っていた。)

 

 

卒業式、というだけあって「ここで終わり」を迎えるのは送り出される側だけではないだろう。特に水野由結さんや菊地最愛さんを子どもの頃から文字通り応援し続けてきた父兄の方々にとっては、その喪失感はいかばかりか。隣で嗚咽していた紳士は、思えばそういう感情で見ていたのかも知れない。一方、さくら学院は残った6人に新たな仲間を加えてまた歩み出す。そういう意味で卒業式は「ここから始まる」場でもあると思う。

自分にとっては、より後者の意味が強い。BABYMETALから入った自分としては水野由結さんや菊地最愛さんには特別な感情があるのは事実だが、中元すず香さんをはじめとした「逸材」を世に送り出してきたさくら学院から、再びどんな存在が現れるのか。知ったばかりの自分としては、やはり未来志向は否めない。まだ見ぬ「新しい仲間」を加え、新たな体制で迎える2015年度、そしてその先。思い入れ、成長、努力、そして別れ。決まった最後と、その先を目指して輝き続ける女の子たちを、まだしばらく見つめ続けよう。

清々しい気持ちと寂しい気持ち、菊地最愛さんが発した心の籠った「ありがとうございました」の声の残響が交錯する雨上がりの夜更けに、心の中でそう思うのであった。

 

◼️セットリスト

1.目指せ!スーパーレディー -2014年度-
2.School days
3.Hello!IVY
4.ご機嫌!Mr.トロピカロリー
5.仰げば尊し ~from さくら学院 2014~
6.天使と悪魔 / バトン部 Twinklestars
7.Spin in the Wind / プロレス同好会
8.ピース de Check! / 購買部
9.ミニパティメドレー / クッキング部 ミニパティ
10.スリープワンダー
11.Planet Episode 008
12.ハートの地球
13.未完成シルエット
14.宝物 / 中等部3年(菊地最愛、水野由結、田口華、野津友那乃)
15.My Graduation Toss
16.君に届け
17.夢に向かって
・さくら学院 2014年度 卒業式
EN1.旅立ちの日に ~J-MIX 2014~
EN2.See you…


3/26 さくら学院(The Road to Graduation 2014 ~ Be ambitious, Memorial Summit ~):TSUTAYA O-EAST

さくら学院に関してのチケット運は、自分では良いと思っていない。

公開授業は前回のブログで書いた3/7までは全敗だったし、今回書く3/26も同様。ところが救いの手を差し伸べてくれる方がいた。余ったから譲っていただけるという。本当にありがたいお話を二つ返事で受け、僕はこの日を迎えることができた。

 

さて、僕にとってはこの日が初体験ということもあって、全てが新鮮。

 

ライブ前の注意事項を伝える影ナレを3年生の4人(水野由結さん、菊地最愛さん、田口華さん、野津友那乃さん)が担当することであるとか、セットリストを「プロデュース委員長」である水野由結さんが考えることであるとか、様々な部分に「自分たちで考え、やり遂げる」という哲学が散りばめられていた。特にセットリストはバンドによってはつかみ合いになる(ところもある・・・ヴードゥ・ダック・スターズは違うけど)と聞いているが、それをメンバーの一人が考えて、他のメンバーと調整して、最終的な形にするというのは、聞いたことがない。10代の女の子にそこまで責任を負わせる周りの大人の覚悟もさることながら、それを負い続けている水野さんの覚悟も相当なものだと思うのだった。

 

「心がこもっている」というと陳腐な表現になるが、この日ずっと感じていたのは、やる側の「心」が常に身近で、それで押し付けがましくも無く、お行儀よく寄り添ってくれているような、そんな想いだった。

 

一方で、彼女らがこなすステージは非常に激しい。

 

You Tubeや様々なお話では聴いていたさくら学院のライブ。相当凄いというのは聞きかじりで知っていたはいたが、実際体験してみるととてつもない。結論を先に言えば、尋常ではない娘たちの「尋常ではない」部分を見せつけられた思いだった。さくら学院の「生歌」へのこだわりの強さは各種映像作品でも観てきたつもりだったけど、生で見るととんでもないことだと分かる。彼女らは、難しい振り付けをこなしながら、強く大きな声で歌う。歌もダンスも、100%。キラキラ笑顔も100%。合計300%のティーンエイジャー。曲が終わる度に息を整えたり、水分を補給する姿は、その内容が過酷なものだということを表しているようだった。(僕なら1分で倒れるだろう・・・誰も見たくはないだろうが)

 

彼女らが影で積んでいるであろう練習や努力の質と量の物凄さが、ひたむきさが伝わる思いだった。

 

以前にも書いたが、さくら学院は中学3年の3月(つまり義務教育終了)と同時に「卒業」という決まりがある。この10人でライブをやるもの、今回の3/26を除いたら卒業式のみ。「やる側」な想いが痛いほど伝わる。限りがあるからこそ、何かを残そうともするし、懸命に伝えようと努力する。限りあるものの、純粋さ、必死さはとても眩しい。

同時に、そこに大きな感動と「未来」を感じる。彼女らはまだ、十代ある。この日に語られた「夢」を誰しも持っている。そういう意味で、さくら学院は「通過点」でもある。この事実は、少なくとも僕のような「俄か」には戸惑いを感じるが、今の彼女らの「姿」をしっかりと心に刻み、その「夢」が叶うことを見ていたいし、今いる子達の成長を見守りたいという、これまでに無い不可思議な気持ちを強く感じるのでした。

 

 

【セットリスト】

01. ベリシュビッッ
02. 負けるな!青春ヒザコゾウ
03. ご機嫌!Mr.トロピカロリー
04. FLY AWAY
05. I・J・I
06. オトメゴコロ。
MC.
07. マシュマロ色の君と
08. さよなら涙
09. アニマリズム
10. Hana*Hana
11. Message
>アンコール
E01. 君に届け
E02. FRIENDS

 

 

※最後に、この日のチケットを親切に譲ってくれたまこさんに、心から感謝申し上げます。


3/7 さくら学院(公開授業1限目):はまぎんホール ヴィアマーレ

BABYMETALに「全面降伏」したあの夏から数えて約半年、その「ルーツ」である「さくら学院」の公演に脚を踏み入れた日のお話。

これまで音楽やお芝居など、数々の「ライブ」を体験してきた僕も、この「さくら学院の公開授業」ははじめて。想像もつかない世界なので、楽しみな気持ちと軽い不安な気持ちを持ってこの日の朝を迎えた。

タイトルに「1限目」と書いてある通り、1日に複数のステージを行うスタイル。たまたま取れたのが11:45からの「1限目」という会。この手のステージものとしては、結構時間が早い。自分の家からだと1時間強の場所なので、土曜日にも関わらず結構早起きをした。

紆余曲折を経て、桜木町駅に到着。生涯初のアイドル体験。面映い気持ちと裏腹の期待感で非常に落ち着かないまま、開場まで待つ。

入場。席順の「くじ引き」を経験。引いたら、前から2列目(D列の上手階段前)を引く。席に着き、ステージとの余りの近さに言葉を失う。この時点で最早充分過ぎる。絶句。

 

 

そして開演。「書の授業」というのが今回のテーマらしい。この回に登場したのは、田口華さん、野津友那乃さん、大賀咲希さん、山出愛子さん、岡田愛さんの5人。いずれも若い・・・そして、キラッキラッしてる。すげぇ・・これがアイドルさんか・・というのが正直な気持ち。近いから、身体からにじみ出ているオーラが常人と異なるのがリアルに伝わる。特に僕の座席の本当に目の前が田口華さんの立ち位置だったから、ディテールや立ち居振る舞いまで、本当に良く見えた。

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田口華さん。容姿も素晴らしいですが、めちゃくちゃ気配りやさんな印象でもありました。

 

「授業」というだけあって、テーマに沿った様々な「学びと表現」が「公開授業」の最大の見所なんだと思う。最初はネタに走っていた子でも、「書」を通じて自分を表現する、ということを考え、学び、実践する、という過程が非常に興味深かった。ちょっとづつ、自分の中にあるものを、書を通じて表現できるようになっていってた。その流れは本当に面白かった。

僕の行った会は、2人(田口さん、野津さん)が卒業を控えているということもあって、彼女らの「表現」の中には「卒業」を感じさせるものは多かった。

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中でも田口さんの作品「道」は、その後のエピソードと考えると、覚悟がにじみ出ていたのだなあ・・・と、今にしてしみじみしてしまう。

 

なんとも夢見心地な1時間ちょいが終わり、なんとなく非現実と現実の境界が曖昧なまま、帰路についた。とにかく一生懸命色んなことに挑戦している姿は、やはり美しいし気持ちが良いと思ったが、どうもそれだけではない「暖かな気持ち」が自分の中に生まれていた。

 

音楽も芝居も無いステージを見て、不思議と得られる感動が、自分の中に存在する不思議を感じつつ、「次も行こう」と思うのだった。

 

※その後、3/26、3/29とさくら学院は立て続けに参戦することになるが、またそれは別の機会に。