旅する日々

今年の12月は旅が多い。

12月3日の豊橋を皮切りに、札幌・大阪・岡山など。先週も火曜日の京都をスタートに伊丹・岡山・明石・大阪と回って土曜日に帰宅。

旅といっても、所謂お仕事の旅。時間的な制約や、東京の積み残しの対応など、結構痺れる場面が多いから、疲労感やストレスは正直ある。昨日の夜帰宅して今朝まで12時間眠ったのは多分その証左。

有意義な点ももちろんある。色んな町に行って、色々な人と話をして、考えやアイデアを理解して・・・これらの経験は自分を磨いてくれるものだと思っている。

そして、今いる(時間・空間両面の意味が混在した概念としての)「場所」についての感覚が新鮮になるということ。これはしばらく今いる「場所」から遠ざかってみないと感じられない。人間は自分の生活に慣れ、それが「当たり前」という感覚を覚えたときに飽きはじめる。はっきりいって贅沢病。そしてそれは自分にも明確に存在する。

今いる「場所」は本当に素晴らしくて、心地いいものだということを旅は常に再確認させてくれる。日常に瑞々しさが蘇る。言い尽くされた結論だからこそ、説得力を持つ感覚だと実感する。

まだ少しこの旅は続くけど、日常への帰還を何度も何度も味わいながら完走したいと思う。

 

そういえば12月はヴードゥー・ダック・スターズが産まれた月。今年で2歳になる。今の自分も含め、メンバー各々が人生の修行(?)を経て、もっともっと強く激しいバンドになって、必ず帰還する。その日まで、少し待っててください!


庄内から。

どうも。ヴードゥー・ダック・スターズのレコーディングもそこそこで秋休みいただいて山形県の庄内地方というところに一週間ほど行って来ました。

IMG_1136

IMG_1152

IMG_1144

 

IMG_1165

 

ここは本当に良いところ。

水も空気もキレイだから、食べ物は何でも美味しい。古い港町の風情が残る町並みと、おおらかな人情、晴れていれば青々とそそり立つ鳥海山と幾筋もの川が流れる場所。

とても風光明媚で心休まるいい町だった。ところが夜は結構騒々しい。証拠がこれ。

夜は虫の天国。最近、農薬をあまり使わない農法が浸透したみたいで、生き物が増えているとか。おかげで夜は虫達のフェス状態。あまりの騒々しさに毎日安らかに眠れた。

もうひとつ、僕に安らかな眠りを提供してくれたものがこれ。

2013-09-12 20.24.34

 

そう、日本酒。昨年も書いたかも知れないけど、この辺は麓井、楯野川、上喜元、菊勇、初孫など、著名なブランドが所狭しと軒を連ねる美酒の産地。今回は楯野川の純米大吟醸中取りと、麓井のひやおろしをいただいた。地酒にはやっぱり地物を、ということで地物のお魚も食べた。

IMG_1175

 

これは地物の鯛でこしらえたアクアパッツァ。地酒との相性抜群。いくらでも入る。これだけで半升近く空けたような・・・

飲み過ぎた次の日は地元の湧き水でリフレッシュ。

IMG_1176

 

地酒を仕込む水と同じ、鳥海山の伏流水。身体に悪い訳がない。お陰で毎日すっきりと過ごすことができた。

また来年も、戻るだろう。

町も人も風景も変わらないであって欲しいなあ。


国歌

国歌は、「国の歌」。その国を最も象徴するもののひとつ。

 

アゼルバイジャン共和国という国がある。旧ソビエト連邦所属。中央アジアにある国。この国の国歌が実はもの凄くカッコいい。

どこかのサイトでは「RPGっぽい」と言われていたが、本当にそう思う。アレンジも、メロディも劇的で狂おしい。アゼルバイジャンについて僕の持ち合わせている知識なんてほとんどないけど、こんな熱い音楽を国歌にしてしまう素敵な国民性(文化的感性)には興味が湧く。

国歌の成り立ちには様々あるけど、大枠は「行進曲」とか「賛美歌」が多いとか。賛美歌風のものでカッコいいのはサンマリノの国歌

もの凄く美しいハーモニーでうっとりしてしまう。サンマリノがでっかい教会であるかのような錯覚すら起こさせる名曲。

あと、セネガルの国歌もいい。

何だか雄大。スケールの大きさと力強さがある。ユッスー・ンドゥールの原点はこういうところか!?という感じ。

さて、かつて作曲家の團伊玖磨は国歌の条件として「短い事、エスニックである事、好戦的でない事」ということを挙げ、君が代やドイツ国歌、英国国歌を白眉として挙げたとか。

というわけで、君が代。

敢えて雅楽バージョン。所謂他の国の国歌がテンションの高い方で突っ走っているとするなら、わが国の君が代は、それと逆の立ち位置。「静寂」を基調とした「美しさ」みたいな所に身を置いている。そこはやっぱり日本らしい曲っていうことなんだろう。雅楽のインストにすると、その点がさらに浮き彫りに鳴る気がする。

 

 

国歌を通してその国を眺めると、実にいろんなものが見えて来て楽しいっていうお話でした。

 


車窓

 

 

今日は出張で大阪でした。

車窓が大好きで、ぼーっと見てるだけで楽しい。

動画は、関ヶ原過ぎたあたりで何となくカメラ回したのに、同じく大好きなジュディマリをくっつけてみた。京都の手前だったから、曲も「kyoto」。

 

 

想像力を駆り立てる存在には、惜しみない尊敬。ジュディマリは、リアル。

そして、名古屋の大雨もリアル。

世界には、いろんなリアルがはびこっている。

車窓は、そんなリアルをいつでも柔らかく表現する。

 


バンドのミーティングのお話。

バンドで「ミーティング」と聞くと、凄惨なものを思い浮かべる人もいるのでは?

 

 

互いの「音楽性」と「音楽性」の妥協の無いぶつかりあい。果てしないダメだしの応酬。いきつくところは互いの人間性の否定、そして果ては、喧嘩!殴り合い!そして「音楽性の不一致」による「解散」。

 

 

まー、パブリックイメージってものかも知れません(笑)

 

 

でも、バンドでやっている以上、時には言葉で確認する作業必要不可欠なわけです。避けては通れません。僕らも、先日ミーティングをやりました。中身はっていうと、この先の方針とかやり方とかをお話するのですが、実はこの辺ってあんまりネタにならないんですよ。真面目に話し合うときは、真面目に話し合うので。

 

 

・・・ところが、真面目モードがどうも長く続かないみたいで、そのうちネットとかで遊び始める輩が出る。そして、収拾不能というわけです。

気がついたらミーティング途中から三上寛さんが流れていました。当バンドの某君の趣味らしいですが・・・前向きな思考を一気に奪う訳です。やがて最後は何を話していたかも忘れ、時間終了。典型的なグダグダです(笑)

 

 

じゃあ中身が無いのか?というと実際そうでも無い訳でして・・・・真面目な時間帯に、大分決まりましたよ、いろんなものが。非常に面白いことになりそうです。

 

 

近日中に、お知らせできると思いますので、乞うご期待。

 

【告知】

手作りロックフェス「Rock and Roll Circus」にヴードゥー・ダック・スターズが出演!

http://696circus.com/

・日時 7月20日(土)

・会場 sound creek doppo(東京都新宿区三栄町1-2 CSビルB1)

・開場 18:00

・開演 18:30

・出演 ヴードゥー・ダック・スターズ/ザ・カンツ/TMB3 (順不同)

・チケット 2,000円(1ドリンク込み)※売り切れ必至!

 


年明け一発目のライブ告知!

2013年最初のヴードゥー・ダック・スターズライブのお知らせ!

・日付:2013年3月2日(土)
・場所:四谷doppo〒160-0008 東京都新宿区三栄町1-2 CSビルB1
・開場:18:30
・開演:19:30
・charge:2500円(含1drink)
・出演:丘咲アンナcoyote coat、ヴードゥー・ダック・スターズ

doppoはいいんだよねえ・・・
食事が美味しいらしい。「らしい」っていうのは、食べた事が無いのだよ。でも、去年やったとき、カレーとかあっという間に売り切れていた。

doppoのお食事達!

お酒も良い。お店の雰囲気もいいし、音も良いし、LEDのステージ照明っていうのも何か斬新。

あと、この辺は街もいい。doppoがある場所は「しんみち通り」って商店街で、非常に良さげな飲み屋が軒を連ねているのだ。

ちなみに、今回は上村がまたしても新曲(またしても問題作)を出す予定。
っていうか上村の創作意欲がすごいことになっている。
このバンド、果たしてどうなってしまうのか。

ピカピカの土曜の夜に、楽しい楽しい四谷の街まで是非!


プロレスを観に行ったのだ

上村がAKBだかドラッグセイムスお客様感謝セミナーだかでさいたまスーパーアリーナにいた頃、俺は後楽園ホールにいた。
プロレスリング・ノアの興行を観るためだ。

プロレス観戦は人生4度目だが、所謂3大メジャー団体の興行は初めて。
大変な興奮状態で当日を迎えた。

ここにいるのは、ちょっとした偶然が重なった結果。
猫☆魂の西永さんが行く予定だったのが、行けなくなったので誰か変わってとFACEBOOKに書き込んでいたのを俺が見つけて、図々しくも連絡したら快く了承してもらえたことからだった。西永さんには本当に感謝なのだ。


後楽園ホールは、昔ボクシングの興行を観に行ったことがあった。
5年前くらいだったかな・・・?
日本のプロレス・格闘技の聖地として名高い場所。(アメリカで言えばマジソンスクエアガーデンと同じ)昭和のスメルが漂う存在感。

ノアといえば、数年前までに三沢光晴さんが社長を務めていた。
三沢さんは事故で帰らぬ人になってしまい、近年も小橋建太さんをはじめとする選手たちの離脱や引退が相次いでいた。日本のプロレス界において重きをなす団体が、岐路に立っている。そんな先入観も興奮の一端に忍ばせつつ、ホールへ。

この日は木更津のブルーズマンことS君と一緒。彼はあの伝説のFMWの追っかけをやっていたこともあるというプロレスマニア。
普段は比較的大人しい男なんだけど、この日のテンションはのっけからおかしい。この昭和の空気感が彼を狂わせてしまったのだろう。ブルージーな美声でレスラーの名前を叫ぶ姿は、少年そのものだった。

試合は、素晴らしかった。
第一試合からファイナルまで、実にテンションの高い試合の連続。
レスラー達は、鍛え上げた肉体を思う様振り回しハードヒットを連発していた。

中でも、俺が最も注目していたのがこの人。

マイバッハ谷口さん。昔は谷口周平って名乗っていたんだけど、ヒール(悪者)になってリングネームも変わった。

これはヒールになる前。自衛隊出身、アマチュアレスリングの超有力選手。真面目な雰囲気な人。

俺、プロレスはヒールが大好きなのだ。レスラーの弾け方が観ていて気持ちよい。マイバッハになってからの谷口さんも非常に弾けていたときいた。だからとても楽しみだった。

それに対するのが新日本プロレスからの刺客、飯塚高史さん。

・・・道では絶対に会いたくない。どう考えてもまともではない。所謂「狂人ヒール」。(ちなみにこの人はサンボの技術を学ぶためにソ連に行ったりしていた。昔の印象ともの凄く異なるのでびっくり)

「暴走ヒール」vs「狂人ヒール」。タッグマッチだけど、これほど面白いカードは無い。

試合は、まあ期待した通りの大荒れ(笑)
タッグなのに、レスラーはほとんどリングにいない。どこで試合をしているかって、場外ですよ、場外!
目の前でも繰り広げられていましたよ、凄惨な乱闘が。
会場のあちらこちらでパイプ椅子が振り下ろされる音が鳴り響き、水しぶきが飛び散る。期待していたマイバッハさんは・・・サスマタを使って大暴れ!

これね、サスマタ。こんなもの使うなよ・・・

飯塚さんもハイテンション。当然、試合は収拾つかなくなり、両者反則負け。
いやあ、期待通り!素晴らしい乱闘で大満足でした。

メインは、日本プロレスの至宝となったKENTAさんと丸藤さんのチームが対戦する6人タッグ。

これがKENTAさん。
そしてこちらが

丸藤さん。

どちらも男前なんだけど、プロレスはさらに凄い。
スピーディかつリズミカルな攻守の切り替えと技の応酬。
本当に、素晴らしい試合だった。

最後は、石森太二さん(GHCジュニア王者)が、KENTAさんのフィニッシュホールド「go 2 sleep」

を食らい、スリーカウント。

メインも華々しく決着し、これで興行も終わり。少し余韻に浸ったら帰ろうかな?と思いきや、ハプニングが。
さっき紹介した新日本の飯塚さんと、タッグで一緒に出ていた矢野さんが乱入し、KENTAさんを急襲。ベルトを強奪する動きを見せたのです。そこになんと暴走男マイバッハ谷口さん乱入。流石にベルトは盗ませまいとするか?と思いきや。KENTAさんに椅子で一撃!そのままベルトを盗んでしまいました。

流石、プロレス。最後まで、本当に楽しませることに余念がありません。
また行きたいと心から思ったのでした。

さて、この最高の興行の中、大きな出来事がひとつありました。
ノアで7年ぶりに新人がデビューしたのです。

熊野準さん。
デビュー戦はどんなレスラーにとっても一生に一回。
その一生に一回の機会に立ち会うことができたのです。
彼がいずれ大物になる日が来たら、その時代のプロレスファンに自慢するネタができたってわけです。俺はあの熊野のデビュー戦観たんだぞって。

他にも、鉄の爪でおなじみのフォン・エリック一族の三代目兄弟が留学生として参戦していたり、佐々木健介の「息子」、中嶋勝彦さんの成長ぶりを観られたりと、見所盛りだくさんの一日でした。
岐路に立たされているのは確かにそうなのかも知れないけど、元気な若手や新人、中堅やベテランの厚みと勢い。まだまだノアは、プロレスは元気だ。

「イチバンすごいのはプロレスなんだよ!!!」

っていう感を見せつけられましたよ。いやあ、本当によかった!!!!
西永さん、ありがとうございました!!!!!

ちなみに、西永さんの「猫☆魂」では、今月の20日から24日まで、舞台をやるとのこと。

西永貴文 脚本・演出、佐々木光弘 出演【舞台】たいしゅう小説家×空飛ぶ猫☆魂『サヨナラ誘拐犯のパーフェクト・ストーリー』2013年2月20日(水)〜24日(日)

会場は萬劇場(大塚)だって。我が家から激近。

こちらも是非。(俺は必ず行くけどね)