とりあえずここはいい気持ち

季節が移ろい、夏はいつの間にやら姿をくらましちゃいました。

そんな秋の初頭、僕は山形県の庄内地方に行って来たのでありました。

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まあ、恒例行事ってやつですね。

今年は去年より少し寒かったくらいでしたが、特に何も変わらず。

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僕はここで、刈入れ直前の田んぼ眺めたり、川見たり、湧き水汲んだり、お酒飲んだり、時々町に出て買い物したり、楽器弾いたり本を読んだり・・・

取り立てて秀逸な観光名所があるわけでも、アミューズメントがあるわけでも無いけど、とても良い場所なのです。

 

来年も、また。

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庄内から。

どうも。ヴードゥー・ダック・スターズのレコーディングもそこそこで秋休みいただいて山形県の庄内地方というところに一週間ほど行って来ました。

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ここは本当に良いところ。

水も空気もキレイだから、食べ物は何でも美味しい。古い港町の風情が残る町並みと、おおらかな人情、晴れていれば青々とそそり立つ鳥海山と幾筋もの川が流れる場所。

とても風光明媚で心休まるいい町だった。ところが夜は結構騒々しい。証拠がこれ。

夜は虫の天国。最近、農薬をあまり使わない農法が浸透したみたいで、生き物が増えているとか。おかげで夜は虫達のフェス状態。あまりの騒々しさに毎日安らかに眠れた。

もうひとつ、僕に安らかな眠りを提供してくれたものがこれ。

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そう、日本酒。昨年も書いたかも知れないけど、この辺は麓井、楯野川、上喜元、菊勇、初孫など、著名なブランドが所狭しと軒を連ねる美酒の産地。今回は楯野川の純米大吟醸中取りと、麓井のひやおろしをいただいた。地酒にはやっぱり地物を、ということで地物のお魚も食べた。

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これは地物の鯛でこしらえたアクアパッツァ。地酒との相性抜群。いくらでも入る。これだけで半升近く空けたような・・・

飲み過ぎた次の日は地元の湧き水でリフレッシュ。

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地酒を仕込む水と同じ、鳥海山の伏流水。身体に悪い訳がない。お陰で毎日すっきりと過ごすことができた。

また来年も、戻るだろう。

町も人も風景も変わらないであって欲しいなあ。


オーバーホール

絶賛台風中だけど、俺は夏休みの思い出をここに記す。
9/23から9/29まで、俺は山形県の庄内地方でオフを過ごしていた。
静かだし、食べ物もお酒も空気も美味しいし、野鳥も沢山いる素晴らしいところ。
しかし、俺が圧倒されるのはその風景だ。
鳥海山(夕暮れ)

これは俺が滞在していた観音寺っていう場所(旧飽海郡八幡町)の、本当に目の前に見える風景。
リアルでこういう場所だ。盛岡には岩手山があるみたいに、この山はこの町のシンボルだ。
信仰の対象ですらあるらしい。それは分かる。こんなもの、人間の手には作れない。

さて、この鳥海山は庄内地方に素晴らしい恵みをもうひとつもたらしている。それは「水」だ。
鳥海山の伏流水はこのあたりの作物を育てるのにも重要だし、牧畜にも、水産業にも重要だ。
ちょっと見落としがちなんだけど、牡蠣が美味しい場所ってあるけど、そういうところに流れ込む川や、近隣には豊かな森がある。広島も、三陸もそう。森や山が海にもたらすミネラルは豊かな水産資源のためには重要なんだ。滞在中に最も多く食べたものは多分魚だと思う。いい魚が、リーズナブルに手に入るんだ。
そして、米所でもあるし、水もきれいなので、酒造が本当に多い。

ここは有名な上喜元さんだけど、ここ以外にも麓井、楯の川、初孫など、日本酒界の松坂世代かと思わんばかりの綺羅星のごとく輝く酒造が群れをなしている。

酒造があるっていうのは、実はお米やお水に加えて古くからの文化が重要。庄内地方にはかつて酒井家が居城を構えた鶴岡と、商業都市酒田がある。俺がいた場所は、この商業都市酒田の10キロ圏内にある場所。滞在中はちょこちょこと足を伸ばして買い物したり、町を散策したりした。
「古い町にはグルーヴがある!」というのは俺の持論。古い町には独特のビートがあって、そこに住む人々の空気感があって、混じり合ったところに魅力があるって俺は信じているんだけど、酒田は非常に良質なグルーヴを出していた。古い商業都市とは言え、かつては大商人として名を馳せた本間家ゆかりの町。東京みたいなきらびやかさは無いけれど、洗練されて落ち着いた町並みはふらついているだけでも充分楽しい。クリーニング屋さんと美容室がやたらと多かったのはこの町に住む人たちのニーズを表しているのか、町行く人は老若男女皆身なりが奇麗な美男美女だ。
ちなみに、ライブハウスも楽器屋さんもある。特にライブハウスの酒田MUSIC FACTORYさんは様々なミュージシャンがイベントをやっているみたいで、10月にはGOING UNDER GROUNDやフラワーカンパニーズも出るらしい。

そうそう、この酒田から飛島っていうところにも行ったよ。長くなるから別に書くけど、ここも面白かった。

というわけで、こういう奇麗な場所で約1週間過ごした。
その間、バンドのこととかすっかり抜いてしまったのか?っていうのは愚問だぜ。
実はここで毎年オフを過ごすから、こっちにもベース一本置いてあるんだ。
現地妻
山形現地妻こと、プラネットソルジャー君。聞いた事のないブランド名に違わず、安かった。しかし結構鳴る。9800円とは思えない代物。
思えば去年、ブランクから救ってくれたのもこの子だった。そういう意味では非常に重要な役割を果たしている。
今年も滞在中は大活躍。1年に1回しか弾かないのが少し心苦しいが、厳しい冬を乗り越える度に音が締まって来ている。
引き続き現地妻として頑張れ。

曲も、アイデアベースではあるけど、いくつか出来た。これは早くフルハウスで合わせたい。

音楽は、見えないものを感じながら音を使って表現するものだから、知らない場所や知らない町から影響を受けることはすんごく重要だと思っている。悪い影響(これはそういう場所もあるから)じゃ困るけど、良い場所から得る良い影響はウェルカムだ。この庄内は、まさしくそういう場所なのだ。
プライベートも良いけど、いつかツアーで回れたら最高だろうな。
ともかく、充実したオフを過ごしたのでした。
さあ、また来年のオフ目指してがんばるぞー!!!
夕景