ピックあれこれ。
投稿日: 2012/12/21 カテゴリー: ベース神子のつぶやき。 | Tags: オルタナ, スタジオフルハウス, スリーピース, バンド四方山話, ピック, ライブイベント, ロックバンド, ロックンロール, ヴードゥー・ダック・スターズ, 石井祐介, 石井裕介, 神子竜彦, dean markley, 落ちない コメントするベースを弾く時ピックでアプローチすることが多い。
昔は決まったピックを使い続けることが普通だったけど、ヴードゥー・ダック・スターズは割と曲のレンジが広いので、同じ音色だけで充分ということは無い。
なので、ピックは異なる種類のものを使い分けている。今日はそんな話題。
これは昔から使っているピック。Dean Markleyのエクストラヘヴィ。ピックには色んな暑さがあって、エクストラヘヴィとは最も分厚い部類のもの。俺はピッキングが強すぎるので、薄いピックだとすぐに割ってしまう。だから常に分厚いものを好んでいた。最近は薄いものも曲によっては使うけど、かつては3年くらい同じ種類のピックを使いつづけていた。このピックですら割ってしまうのは、フォームが悪い証拠なので、すぐに矯正する。目安としても使える。価格は53円。非常にリーズナブル。エッジが結構立っているので、音はそれなりに堅くて鋭い音になる。最近あんまり売っていない。というわけで、良く似た個性のピックを最近は使う。
これね。厚くて堅くてちょうどいい。
この2枚は総じて速くて突っ走る感じの曲にはもってこいなピックだから、ヴードゥー・ダック・スターズで言えば「花」とか「丸禁」、「ダックレース」あたりで使っている。
でもこのバンド、そういう曲ばっかりやっていないので、どうしてもいろんなアプローチが可能なピックが求められる。最近最も使っているのが次の一枚。
メーカーは忘れたけど、ポリアセタール製のピック。ピックには色んな材質があって、それ次第でもの凄く音が変わる。このピックは最もオールラウンドで、手にもしっくりくる。とてもいいピックで重宝している。最近はほとんどこれで弾くのが中心。エッジがあるから鋭い音も出るし、当て方変えればやさしい音色も得られる。
以下、たまに使う変わり種ピック達のご紹介。
これはブラス(真鍮)のピック。弦を痛めるから滅多に使わないけど、もの凄く堅くて冷たい音色が得られる。重いので速い曲には向いていないけど、ピッキングを鍛えるのには向いているかな。
ブライアン・メイ(Queen)が6ペンス硬貨でギターを弾いているっていうエピソードに触発されて買った。結構良いお値段だったなあ。
弾いているとエッジが尖って来て、最近ではペーパーナイフの代わりは務まるくらいの切れ味に成長。殺傷力を帯びる日も近い。
これは木製で、ローズウッドで出来ている。木製だから、音のタッチはとても柔らかい。弾いているとおがくずが散らばるのが難点。外見が奇麗で使うのが惜しいくらいだけど容赦なく弾く。
曲によってはものすごくアジャストするので、このピックはライブでも使ったことがある。(ブラスはライブでは使ったことがない)
ちなみにこれだけのピックはどのようにしまっているかと言うと、密閉製の高い缶容器に入れて普段は置いてある。
こんな感じ。
落としたとき用に備えて、予備のピックを一枚ベースに仕込んである。
本来の使い方ではない気もするけど、フィンガーレストをつけた時にちょうど良くスキマが出来たので入れてある。